異常な行動をとる子供を治すには

【 柴からのコメント 】

ある日の午前中のことでした。
私が出演したテレビ番組を見た、という女性から電話をいただきました。
娘さんに関してのご相談でした。

「私と主人は元教育者です。いま、娘のことで非常に悩んでいます。娘は、きちんとしたあいさつもできるし、会社勤めもしていました。
ところが、突然、家の中のものをひっかきまわすような暴れ方をするのです。
そのため、どんなにいいお見合い話がきても、全部お断りしています。
いまでは、勤めていた会社も辞めて家事于伝いの形で家においています。
いっときは平静なのですが、またすぐに酒を飲んで暴れたような状態になり、私たちが押さえきれないようなこともあります。

病気ではないかと思って医者に診てもらいましたが、どこも悪くないと言われました。
娘が小さいとき、私たちが学校で慟いている間は、おばあちゃんが面倒をみていたのですが、こんな症状が出たことはありません。
高校から犬学にいきはじめたころから、何かおかしくなってきたんです」というのです。

ところが、最近になってこの娘さんが犬の遠吠えのように泣くようになったといいます。
部屋のなかで「ウオオー」と泣くというのです。
家族の方はびっくりして、専門医に診てもらったのですが、別に異常はないといわれました。
それではと、いろんな神社などへいってみたのですが、家相が悪いとか先祖の供養が足りないとか言われるだけでした。

娘さんが「ウオオー」と泣いたあと正気なって「私はなんでこんな泣き方をしたのかしら」といって一瞬、母親を安心させることもあったといいます。
ところが、こんどは物を投げつけるようになりました。
「後ろから何かが聞こえる」とか、「誰かに追いかけられている」と言いながら、物を投げつけはじめました。
さらには、「誰かが横切った。犬が私を見ている」とか「犬が私の前を……」等々、わけのわからないことを口走りながら物を投げつける、というのです。

この時点で、私はまだ原因をつかむ波動はなにも感じていませんでした。
そのときお母さんが「息子のことでも悩んでいるんです」と言って話しはじめました。

「息子は東京の大学を出たあと、ある大手の電気メーカーでコンピューター関係の仕事をしていました。ところが、柴先生にご相談する四ヵ月ぐらい前に突然、荷物をまとめて家に帰ってきてしまったのです。
事前に何の連絡もなく戻ってきたので、心配して私が『どうして帰ってきたの』と聞きました。
すると息子は、『お前たちには関係ないよ』と言って、キャンプ用の寝袋にもぐりこんだまま部屋から出てこないのです。

そして、時折、寝袋のなかからうめくような唸り声を発していました。
ところが、しばらくして息子も遠吠えのように泣きはじめました。『ウオオー』と、娘とまったく同じように泣き出した」というのです。

さらに母親は「娘と同じように息子までもがこんな状態になるのは、誰かに崇られているのでしょうか。
私たちが学校の教師をしているときは、ふたりともこのような兆候はまったくみられなかったのですが、私たちが退職して家にいるようになってから娘と息子がこんな状態になってしまいました。
主人はというと、こんな娘と息子に愛想をつかし『かまわないでほっとけ』と言い、夫婦喧嘩が絶えません。
近所の目もあり、このままではもうこの町には住めなくなります」と、言われるのでした。

ここまで話を聞いていて、私は波動を感じました。そして母親に聞きました。
「動物を飼っていますね」        
「はい、飼っています」
「それは犬ですね」
「はい、犬を飼っています」
「この犬は生まれたときから育てたものではないですね。どこかで飼っていて、ある程度、育っていたものをもらってきたんですね」
「えっ、どうしてわかるんですか」

私と母親とのこんなやりとりが続きました。
前の飼い主の家の状況もお聞きしました。もうそれで十分でした。
私はこのときほとんど原因をつかんでいました。

犬が悪いカルマを背負ってきていたのです。
前の飼い主というのが尋常な神経の持ち主ではなかったのです。
その飼い主の悪い波動がすっかり憑いてしまっていました。
そしてさらに悪いことが重なっていたのです。

この犬は一度も散歩させてもらえなければ、犬小屋もなく、広い庭に建てられた家の北側に鎖につながれ、ただエサを与えられているだけだったのです。

そんな状態がずっと続いているのです。
犬だって生き物です。当然、ストレスがたまります。
ストレスを解消するために犬はそのはけ口を探します。

しかし、鎖につながれたままでは大は思い切り走ったり、遊んだりすることはできません。
そこで大が考えたことは穴を据ることです。
鎖が伸びる範囲で必死になって掘った穴がたくさんできていたのです。その穴のせいで、家の柱が傾くほどだったそうです。
娘や息子だちとまともな会話がしたくともできない状態だったため、その代わりにともらってきた犬でしたが、散歩もさせず、また大小屋も作らずに、ただエサを与え、自分たちの気休めに話しかけているだけでした。

そのため、大はストレスの頂点にありました。その苦しみを誰かに訴えていたのです。
娘や息子が発する奇声に呼応するかのように、大も「ウオー、ウオー」と、遠吠えをし、マイナスの波動を吐き出していたのです。
娘さんと息子さんの奇怪な行動が輪をかけてひどくなりはじめたのは、この大を飼いはじめてからだったのです。

ところで、この2人にはもっと大きなものが憑いていました。
実は、この娘さんと息子さんのほかにも子供かおり、いずれの方も水子となっていたのでした。

母親に聞きますと、この水子たちをまったく供養していないと言います。
娘さんに異常の兆しがみえはじめたのは、結婚話が持ち上がったときです。
また、息子さんがおかしくなったのは大学を卒業するころからだと言います。

水子さんの霊というのは、子供さんの結婚や就職といった人生の節目に必ずかかわってくるものです。
この母親の子供さんたちには、犬だけでなく、水子さんのカルマが相乗作用していたのです。

「ちゃんと大小屋で飼ってあげてください。毎日の散歩も必要です。それを実行していただかないと、ますます深みにはまっていくことになりますよ」
私はこの母親にアドバイスいたしました。もちろん水子さんのご供養も忘れないよう指示いたしました。

その後、この大は犬小屋に飼われるようになり、散歩にも連れていってもらえるようになりました。
しばらくすると、娘さんや息子さんたちの異常な行動が次第に消えて、いまでは犬とも仲良くなっているということです。

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