人格の変わった子供を正常に戻すには

【 柴からのコメント 】

私の事務所に突然、F県のI市からやってきたというご夫婦がお見えになりました。
予約もしていないので、私の都合がつくまで何時間でも待つというのです。

ご夫婦からは苦悩の様子がありありと伺えました。大変せっぱつまった状況のようです。
先約のご相談を済ませてからお話を伺いました。

ご夫婦には息子さんが2人いて、二男の方が医大をめざしたのですが二度もすべり、浪人中だそうです。
問題はその二男の方で、浪人が決まってからというもの人格が突然変わってしまったのです。
だれかれ構わず暴力を振るうようになったというのです。
それだけではありません。
夜になると、まるでオオカミの遠吠えのように吠えるというのです。
まるで別の人間を見ているようで恐ろしいほどだといいます。
このような異常な状態がしばらく続いたので、ご夫婦は専門医の門をたたいたのです。

しかし検査の結果、特に異常は認められなかったのです。
それからも暴れたり吠えたりといった状態が続き、二男はそのつど病院へ行くのですが、まったく回復しません。
現在は、病院からもらった薬を常用しているそうです。
しかし、薬を飲むと一時的におとなしくなるのですが、それが切れると突然暴れ出して吠えまくるので、近所の手前もあって転居も考えているというのです。
「できれば人里離れたところにでも行こうか」と話し合っている最中に雑誌で私の記事を読んで、急いで駆けつけたといいます。

ご夫婦の家はかなり由緒のある旧家です。
長男がF医大で医者をしている関係上、二男も後に続けとばかりに、医者にしたいがため受験をさせたそうです。
つまり、医大受験は本人の意思ではなかったのです。
そして、受験に二度失敗してノイローゼになってしまったのです。
いまは、医者からもらっていた薬を飲んで気持ちも安定しているので、息子をひとり家に置いてきていると言います。

いろいろご夫婦の話を聞いていたときでした。突然、お墓の映像が浮かんだのです。
「最近、お墓をいじりましたね」と私は切り出しました。
「はい、いじりましたけど、それが何か?」
ご夫婦はびっくりしたように私を見て、そのいきさつを話してくれました。
先祖は一代で財産を築いた方だそうで、墓地自体がかなりの広さがあり、代々みなそこに墓を建ててきたそうです。
したがって、墓の数だけでも16あると言います。
数が多いものだから、なかなか手入れが行き届かず、荒れ放題になっていたのです。
最近それを整理するために、墓の一部を掘って移動したのだそうです。

「親戚筋で、20歳で亡くなられた方はありませんか」とお尋ねしました。
人格が変わったという息子さんが、ちょうど20歳だったからです。
すると、びっくりした顔でご夫婦はこの二男の叔父にあたる方が20歳で戦死していることを告げたのです。
その方の遺骨もこの墓地に押葬されています。

そして、その叔父の墓を動かしたというのです。
「叔父の墓と息子の病気が何か関係があるのでしょうか」
不安気な表情でご夫婦は私の顔を見て、次の言葉を待っています。
即答を避けて私は、墓地をいじったときの状況を聞き出しました。

すると、驚いたことに墓地をいじるにあたって、何の供養もしていないことがわかりました。
お祀りさえしていないのです。
通常は、親戚や身内を集めて、お祀り事をするのですが、そんなことにお金を使うのはもったいない、と簡単に済ませてしまっていたのです。

これはいけません。ご先祖が黙っているはずはありません。
お墓というのは亡くなられた方の安住の地です。安らぎの場です。
私たちが住む家と同じです。それをお祓いもお祀りもせずに勝手に動かしたのです。

とくに叔父さんの霊は怒りが強く、その反動が受験に失敗して精神的に不安定だった二男さんにかかわってきたにちがいありません。
家族の中でも精神的に不安定な要素かある者に、霊は優先的に取り憑きます。
この家の中では二男の方がそうでした。

暴力的な行為は、怨念の爆発なのです。遠吠えは非業の死に対する悔しさを表わす叔父さんの悲鳴なのだと私は思います。
私はその墓地の写真を撮って、後日送ってください、とお願いしました。

ご夫婦は帰宅されてからすぐに墓地の写真と見取り図を送ってくれました。
お墓を撮影した数枚の写真を見ていくうちに、私はとんでもないものを発見し慄然としました。
悪寒が全身を駆け巡ります。
なんと、叔父さんのものだという墓石に、軍服姿の人物が二体浮き出ていたのです。
そればかりではありません。
その一体が銃剣を持っていて、もう一体はその傍らに倒れ込んでいる姿が見てとれるのです。

昼間撮った写真ですが、異様な状況をありありと写し出しています。
見れば見るほど霊波を感じました。
悪寒が収まりません。怨念という形で、マイナスの波動が出ています。

この2人のどちらかが、戦死した叔父さんの姿なのでしょう。
そして、死んだときの状態を示しているのです。
なぜなら叔父さんは戦地で非業の死を遂げた方だったからです。
その叔父さんはお墓に入ったとはいえ、完全に成仏していなかったのです。
戦地での無念さ、それが怨念となってお墓にこもっていたのです。
そして、それはお墓をいじったことで放出され、そのカルマが二男さんに憑いてしまったというわけです。
「息子さんを正常に戻すためには、ご先祖を供養するしかありません。改めてお墓をお祀りしてください」とご指示をいたしました。

その後、ご夫婦から何度か手紙をいただきました。そのつど、息子さんは、快方に向かっているという内容の、うれしいお使りでした。

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