会社と家庭を正常な状態に戻すには

【 柴からのコメント 】

知人のAさんから紹介を受けてきたという、さる会社の社長夫人がご相談に見えました。
「友人から譲ってもらった遊技場を経営したのですが、うまく軌道にのらないし、そうかと思うと娘の離婚騒ぎが起こるやらで、家庭の中がメチャクチャになりそうです。どうしてなのでしょうか」と悩みを訴えました。

「失礼ですが、あなたの本宅には、気持ちが悪くなるほどたくさんの仏像や彫像などの置物がありますね」とたずねました。
すると「えっ、わかるんですか」とびっくりした表情で社長夫人が答えました。
「黒いのやら茶色いのやら、とにかく数え切れないほどたくさんあります。本業は材木問屋です。たまたま遊技場を何軒か持っている友人のすすめで、やってみないか、と誘われたのです。
本業のほうも順調にいっていることだし、と主人が軽い気持ちで譲り受けました。最初は繁盛していたのですが、だんだんとお客さんの入りが悪くなり、倒産寸前のところにもってきて、従業員は金を持って逃げるわ、娘は離婚して帰ってくるわで、家庭内が破綻をきたしはじめたんです」

「うちにはこんなにありかたい仏像や彫像がたくさんあるのに、どうしてご利益がないのだろう」と、食事どきの話題になっているともいいます。
その仏像や彫像などの置物については、「うちは商売柄、木材の買い付けのため、タイとかインドとかフィリピンなど東南アジア方面へ行くことが多いのです。
仏像や彫像の好きな主人がそのとき、いつもそれらを買い求めてくるのです。
仏像は小さいものから大きいものまであります。また、彫像なども大黒様のように大ったものから、仙人のような杖をもった像まで大小さまざまです。特に大きいものはひとりではとても持ち上がらないものまであります。
材質も木製から銅などの金属、あるいは石でできたものまで千差万別。それらのものを外国に行くたびに買ってくる」というのです。

最初にこれを集めはじめたのはご主人の父親だというのです。お父さんがどこかでもらってきたものや、買ってきたものが初めからいっぱいあったそうです。
その後を引き継ぐような形で、現在の社長がいつの間にか仏像や彫像を集めはしめたそうです。
そのおかげで父親と自分の親子二代にわたって集めた仏像や彫像などの置物が、いまでは大きな部屋に入りきらず、ドアも閉まらないほどになってしまったというのです。

そういうものが全部完全な形で、ちゃんとした場所に保管されているのであればいいのですが、木製の仏像や彫像のなかには腕や足がもげたものや、鼻や耳が欠けたものまであるといいます。
ひどいものはひびが入って二つに割れているものまであり、夜などは気味悪くてとても部屋にも入れないそうです。            、
ひととおり詳しい話を聞いた私は、夫人に言いました。
「そのなかにご主人がいちばん大事にしていた仏像や彫像などの置物がありますか」
「はい、あります。主人が特に大事にしていた木彫りの像がありました」と夫人。
「それを最初に譲り受けた遊技場に運び入れるべきだったのです。それにはご主人の大切にする気持ちがこもっているからです。大切にするというご主人の気持ち、つまりプラスの波動を遊技場に与えるためにも必要だったのです。まずそれをなさってみてください」とアドバイスいたしました。

さらに私は、「本来、仏像や彫像などの置物は人に見られるためにあるのです。仏像ならば仏様の霊、彫像ならば心を込めて作った人の魂が宿っているからです。また、木でできたものならば本の生命が宿っています。
せっかく遠くまで行って買い求めたものを、ホコリも払わずに、買ってきたままの状態で放置しておいてはいけないのです。また、手足のもげたものや鼻や耳が欠けたものは接着剤をつかって元の形に戻してやりましょう。
すぐにでもホコリを払ってから、しっかりと磨いて、もっと明るいところに出してあげてください」とアドバイスしました。

とにかく仏像や彫像などの置物が非常に多過ぎたのです。
たぶん、ご主人がこれらのものを買い求めるにあたって、仏像や仙人などの彫像はありかたいものだから、ご利益を招くという気持ちがあってのことだと思います。

ここまでは、なんの問題もないのですが、その後が問題だったのです。つまり、買いっぱなしがいけなかったのです。
前述のように仏像なら仏様の霊、彫像ならば作った人の魂、本でできたものなら本の生命が宿っています。
これらが、互いに波動のぶつかりあいをして、マイナスの波動を放出し、遊技場や娘さんに災いをもたらしたのです。
そこで、こうした仏像や彫像による霊障を祓うために、次のようなアドバイスをさせていただきました。

「ご自分たちで手入れできる数の置物だけを残して、あとは処分されたほうがいいですね。たとえば、後々まで面倒をみてくれそうな趣味のある人や、お寺などにさしあげたらどうでしょう。
割れたり、ひびの入ったものは神社へ持っていって焼いてもらってください。もし、このままの状態を続けると、遊技場は必ずつぶれます」と申し上げました。

このとき、夫人が別の悩みを打ち明けました。
「実は、私、このところものすごく肩が重いんです。医者に診てもらっても、更年期障害で片づけられてしまいます。主人は横着病だからと言って、とりあってくれないので、夫婦喧嘩が絶えません」と言うのです。
これは明らかに仏像や彫像などの置物の霊が夫人の肩に重くのしかかっているのです。
こうした霊は「仏像や彫像などを粗末にしてはいけませんよ」とわかってくれる人に憑くのです。それが夫人だったわけです。

私は、大事にいたらない前に早く手を打つことをすすめました。
さらに「それらを処分したら遊技場をしばらくお休みするか、代わりの人物に経営をまかせたはうがいいですね」とご指示させていただきました。
当初、ご主人は「そんなもの、おれは絶対信じない。あれは売ればいくらかでも金になる」と言っていたそうですが、遊技場がなくなっては元も子もなくなると言ってそれらを処分したそうです。
そして、遊技場をまかせるのにふさわしいということで、娘さんの旦那さんが引き継いだところ、繁盛の兆しをみせはしめたそうです。また、離婚して家に戻った娘さんにも再婚話が持ち上がっているとのことです。

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