お店を繁盛させ、かつ夫婦仲を良くするには

【 柴からのコメント 】

「お願いです。助けてください。もう、もうこのままでは死ぬしかないんです。助けてください」
三年前のことです。けたたましく鳴る電話に出てみると、必死に救いを求める女性の声が聞こえてきました。
大変せっぱつまった状態であることがヒシヒシと惑じられました。

「私はN市で寿司屋をしているのですが、客足がさっぱりで、おまけに主人の借金が6千万円もあるんです。このままではもう死ぬしかないんです」
話を聞いてみると、私に直接相談したいのだけれど、交通費すらままならない状態だというのです。
「電話ではだめでしょうか。なんとかお願いします。もう私たちが生きていく方法はないでしょうか」
その奥さんからの波動を受けた私は、しずかに目を閉じて受話器を握り締めたまま相手に波動を送り、透視を試みました。
しばらくして、浮かんだ映像を奥さんにぶつけてみました。

「へビの置物を持っておられよすね」
「えっ・・・・・・」と言って、一瞬、奥さんは沈黙されました。それから答えてくれました。
「実は、主人の最初の奥さんがどこからか買ったもので、ヘビが巻きついた壷があります」
奥さんは、かなり動揺しているようでした。
「それを粗末に扱っていませんか」とたずねました。
「はい、主人も私もヘビが嫌いなので、あまり目立たないように、天井近くに吊った棚に置いてあります。ほこりだらけになっています」
まず、原因はこれにある、と私は見ました。

ヘビは商売の神様なのです。それを粗末に扱っている。
しかも、せっかくお見えになるお客さまを見下ろすような位置に置いてはいけません。
本来はお迎えしなければいけないのです。
ことに、この置物は先妻が購入したものですから、それを粗末にしていたことで、先妻の霊が気分を害し、マイナスの波動を送っていたのです。
「いまからでも遅くないから、きれいに磨いて入り目付近に置いて様子をみてはいかがでしょうか」
私はそうアドバイスして電話を切りました。

後日、たまたま関西で講演の仕事があり、それが済んでからN市まで足を延ばしてみることにしました。
電話をしてから、聞いた住所をたよりにお店をたずねました。
すると、入りロ脇にある坪庭に、ヘビがからみついた壷がきちんと置いてありました。

「アドバイスをいただいたとおりに実行してみたんです。そうしたら、お客さんが来るようになりました。ありがとうございました」
電話のときとはちがって、奥さんの声には力が感じられました。
ご主人も忙しそうに動きまわっていました。
毎日、その壷を磨いて「今日もよろしくお願いします」と声をかけていると奥さんが言いました。

しかし、商売はやや上向きになってきたのですが、夫婦仲はいまひとつしっくりいかないというのです。
「仏壇はありますか」とたずねました。

気になった私は仏間に通してもらいました。
その瞬間、休が冷たくなり、手足が重くなりました。
休が霊気を感じているのです。仏壇に目を向けたとき、骨壷が目に止まりました。
「なんで、仏壇にお骨が置いてあるのですか」
途端に奥さんの表情がくもりはじめたのです。
「9年ほど前にガンで亡くなった最初の奥さんのお骨です。お墓がないわけじゃないのに、どうしても主人がここに置いておくというので、そのままになっているんです。お骨ばかりでなくハンコや布団、それに着物もまだみんな残っています」

この奥さんの言葉を間いてびっくりしました。
これでは夫婦生活がうまくいくわけがありません。
ご主人が先妻に未練を持ち続けているのです。

お骨をはじめとして、これだけ遺品が残っていては、再婚してせっかく新しい生活を築こうとしている奥さんが入り込める余地がありません。
先妻にしても、それを望んでいるはずがありません。
むしろ、ちゃんと始末して欲しい、と訴えているはずです。

「できるだけ早く、遺品を始末してもらいなさい。ご主人に話を切り出すのはたいへんでしょうけど、喧嘩にならないように、冷静に伝えればいいのです。そうすれば、よくなりますよ」
仏間で奥さんにひととおりのアドバイスをしてから、私は店内に戻りました。すると、そこでも何か感じるものがありました。


私の目が店の壁に掛けてある大きな板に止まりました。立派なぶ厚い板でした。
たぶん、品書きをするためのものでしょう。
しかしそこには何も書かれていません。
カウンターやテーブルには小さなメニューがあるのですが、肝心のこの板に何も書かれていないため、お客さんはそこそこ来るのですが、店に活気が感じられないのです。

「どうして、ここに何も書かれていないのですか。せっかくの板が死んでしまっていますね」
そう言って私はその理由をたずねました。
「いや、書こうとは思っているのですが、なかなかふんぎりがつかないでいたんです。書道家があらわれては『書いてあげますよ』とも言われたのですが、そのつどお断りしてきました。

「なぜ、お断りになったのですか」と聞くと、「いずれ、この板にメニューを書いてくれる方が現れると思ったからなんです」と言うのです。
「実は、私が待っていた方が現れました。あなたです。よろしくお願いします」と、ご主人が私に言いました。

私はご主人の依頼に応じて、この立派な板に品書きをさせていただきました。
その後に、ひとつアドバイスを付け加えさせていただいたのです。

「やめた従業員の代わりに、今度は奥さんがお店に出てみてください。さらに良くなりますよ」
ご夫婦は、私のアドバイスを忠実に守ってくれました。
その結果、現在お店は従末とはうって変わってたいへんに繁盛しています。

ほこりまみれで隠れていたヘビの置物を磨いて店の入り口に飾り、先妻のお骨や遺品の始末をし、文字という魂が書き込まれ、活気を得たメニュー板。

ここに紹介したお寿司屋さんの場合は、物事はきちんと正しく処理をしないと、悪い波動を呼ぶばかりで、プラスの波動は生まないという例ではないでしょうか。
ちなみに、このお寿司屋さんはその後、支店を出すまでに成長し順調に発展を続けています。

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